前回は不妊治療専門クリニックの初診について記事にしました。今回は主人の超音波検査の結果、前回受けたスクリーニング検査の結果と今後の治療について記したいと思います。
2回目の受診と検査結果
この日も夫婦二人で受診しました。
私は内診なしです
精液検査と超音波検査に行ってくるよ〜
超音波検査では陰嚢(金玉やたまたまと呼ばれている部分)にエコープローブを当てて陰嚢・精索・精巣を観察する検査を行ったそうです。
主人の超音波検査の結果
高度乏精子症、精索静脈瘤のステージ3と診断されました。いわゆる男性不妊というものですね。
精索静脈瘤は手術が可能で保険適用です。ただ、手術を受けたからといって必ずしも精子の数が増えるとは限らないと言われました。精液検査をして確認していくそうです。現在の精子の状態だと体外でも難しく、顕微受精になるだろうと言われました。
この日に精索静脈瘤の手術の予約を取りました。予約が埋まっており、約2ヶ月後に手術です。
そして採血も行いました。血液検査からわかる抗精子抗体検査・染色体検査・遺伝子検査をするためです。結果は次回伝えられます。
スクリーニング検査の結果
標準値より低い数値の項目があるが、今の所は特に問題なし。基準値を満たしていない、麻疹(はしか)のワクチンを打つように言われました。
風疹と麻疹、両方のワクチンを打つように言われました。
妊娠中に麻疹にかかってしまうと重症化しやすく肺炎・脳炎などを起こすことが懸念されます。 また高い確率(30~40%)で流産・早産を起こしてしまうそうです。
夫がワクチンを打つように言われたのは、夫から私にうつる可能性があるからです。
そして風疹や麻疹のワクチンは生ワクチンで打ってから2ヶ月は妊娠を避けなければいけないそうです。
卵巣年齢を知る指標の抗ミュラーホルモン(AMH)検査の結果は年齢相応との結果。
今後の治療方針
主人は精索静脈瘤の治療、私は生理が始まってから次の生理が始まるまでの間にいくつか検査を受けることになりました。まずは生理1〜5日目の間に受ける検査です。そして2人共、それぞれ必要なワクチンを打つこと。
精索静脈瘤の手術後の精子の数によって、体外・顕微授精以外の方法でも治療していけるかどうか見ていくそうです。
今回、初診と2回目の受診・検査を受けて思ったことがあります。
希望すれば体外受精や顕微受精に向けてすぐに始められるわけではなく、それぞれ妊娠に向けて体の準備が必要な場合もあるのだという事がわかりました。
この体の準備にどのくらい時間がかかるかは人それぞれなので、妊娠を望むのであれば一日も早く来院して検査を受けた方がいいと思いました。
会計
私→860円:保険適用(再診料)
主人→73,700円:自費(精液検査5500円・超音波検査2200円・抗精子抗体検査5500円・染色体検査【AZF】33000円・染色体検査【無精子症・不育症】22000円・血中LH、FSH、E2、PRL、T各1100円)
合計 74,560円
次回は私の生理1〜5日目の間に受ける検査について記事にしたいと思います。